信長協奏曲
感動度★★★☆☆
ドラマ好きだったなー!と思い鑑賞。
みんなが知っている信長の最後。その歴史に果たしてサブローは抗うことができるのだろうか!?という着地がずっと気になるテーマでしたが、なるほどという終わり方!
帰蝶のサブローを支える強さと、夫をたてる慎ましさが両立していて、可愛いし素敵だ!柴咲コウさんは時代劇?の役がいつも凛としていて似合うなあ、、
高校生でこんなに周りのことを考えて、世の中の平和のために動ける出来た人間いたらマジすごいわ!笑とは思いましたが、こういう元気をくれて愛情もって人に接せられる太陽みたいな人に、やっぱり人は集まるんだということは永遠に変わらない。
別れは切ないですが、ポジティブにそれぞれのこれからに向かってく終わり方は素敵でした。
デイアンドナイト
感動度★★★★★
初めての初日舞台挨拶付き上映!
シネマート新宿などという映画館の存在も今回初めて知りました🤔
昔からありそうな懐かしい雰囲気、そして小さめの会場は舞台との距離も近く、見やすかったのでとても好み。
周りのスタッフの動き含め、映画を観に行ったと言うよりは舞台を観に行った感覚でした^ ^
そして上映前に監督や俳優陣が登壇!
撮影した秋田の地はどうだったか、5年間かけて作り上げたこの作品にはどんな想いがあるか、監督と俳優目線でそれぞれ話していただきましたが、とにかく安藤さんが面白すぎる(^∇^)笑
昨日宣伝で出ていたテレビ番組通りのヘラヘラ笑い、おお!本物だ!と笑
映画版サトラレを去年久々に見て安藤さんの存在を知りましたが、こんなに変わった人だと思わなかった(^。^)
でも、芝居は心を動かす仕事だと自分の心を全力で動かして伝える姿勢は、最強感覚人のプロの本気だなと。
映画を観ていても俳優って、すごい生き物だなと感じる時間でした。演じてるというか本当にその感覚を用意して持ってきて出している。素晴らしい。
阿部さんが舞台挨拶で仰ってた通り、映画はお客さんに観てもらって完成する。そしてその解釈は人それぞれ。全部が正解で、それぞれのデイアンドナイトという映画が心の中に存在している。
私は帰り際のぴあの人のインタビューに85点と答えてしまいましたが、素晴らしかった!でも何か煮え切らない思いが自分の中にあって、やっぱりこうやって考えさせられるための映画で、複雑な気持ちを抱えたまま帰る未完成な85点が私の中では正解な気がする。
違うものを背負った人達の怒りや悲しみといった重い感情が重なり合い、法律や多数決ではさばけない、それぞれの正しさがぶつかり合う。
やっぱり世の中ってこうゆうものだよなと、絶対的なこともないし、正しい正しくないと白黒つけることも出来てるようで出来ない。
日常生活でも、こうしなきゃいけないとかこれが当たり前ってよくよく考えるとどうでも良いことなんだな、とも思えました。
明石は最後に自分の中の正しさを、大切な人を守ることだと言っていましたが、果たして彼にとっての正しさが本当にそれなのかも疑問に思う行動、でも気持ちはとっても分かる。
うん、結局自分の中の正しさを貫くしかないのかなと私は思いました。
それを実践できるかが肝ですが、、
あとは子供の頃はキレイな世界を見させてきてもらったんだなと親に感謝、、キレイで優しい世界を私はずっと望んできてたけど、そんな真っ直ぐなだけなのはないぞと、上手く生きねば。
山田孝之がプロデューサーとのことで何となく変人達が多く製作に携わってるんじゃないかなと笑、楽しみにしてましたが、しっかりモヤモヤした気持ちを心に刻んでくれました!!
やっぱり人の感情に伝えるもの、うったえるもの、そして考えさせられることって好きだなと改めて思わせていただきました😊
おんなのこきらい
感動度★★☆☆☆
細くて顔が小さくてお目々ぱっちりでふわふわの服を着た女の子。
自分の可愛さをしっかり自覚した上で男にだけ媚びを売りまくる、、ここまで分かりやすく女に当たる人はあまりいないと思うけど、こういう女いるわ〜〜と胸くそ悪くなる感じをよく演じられていました笑 さすが笑
女女してるやつクソ嫌いだわーと思いながら、興味をそそられて鑑賞してみた笑
若いうちはまぁコレでも良いというか、世渡りしていく上で有利だからこちらに被害がなければ別に良いんじゃない?と思いましたが、歳とったら相当痛くなるはず。
その前に好きな男からも、好きになった男からも1番の相手にはしてもらえず今の自分に直面しまくったことが、早いタイミングで気付けて良い経験だったんだろうなと。
私自身、主人公のようにめんどくさい女だなと共感するところもあるけど、その自分を人にぶつけまくってもどうにもならない、、
こっちの思う通りに表面取り繕って人をコントロールしようとするより、やっぱりちゃんと心の距離の近い間柄になることが、良い人間関係には大事なんたろうな。