バケモノの子
感動度★★★★★
普通に面白かった!
細田守監督作品はどれも素敵な話で好きだなぁ。
途中から普通にバケモノの世界と人間の世界を行き来できてる件に感して、そんなんありか!と思いつつ笑
だからこそ人間としての生き方を選ぶかバケモノとしての生き方を選ぶかという選択肢が出てきて、その迷いがこのストーリーの中でのキーポイント。
どちらを選ぶにせよ、九太はコツコツと積み重ねて結果を出していく大人に成長したんだなと思うと、熊鉄と一緒に育ってきた過程は辛かったんじゃなくて、財産!
その彼自身の心の強さと、不器用だけど心はしっかり繋がってお互いを想い合う熊鉄と九太の力が、ラストで発揮されてグッとくる。
みんな心に闇はあるけれど、自分を持って前を向いて周りに感謝して生きていく姿は、やっぱりかっこいい。
不器用でもそうやって生きていきたいものだ。